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マナー・冠婚葬祭
マナー・冠婚葬祭 風習・マナー

タイで暮らすなら、最低限知っておきたいタイのしきたりや習わし。いざというときに困らない冠婚葬祭のマナーについても解説します。

タイのタブー
タイのタブー    タイ人の多くは敬虔な仏教徒で、その95%が上座部仏教徒。人々は宗教上のマナーや教えを守りながら日々暮らしています。彼らとともにタイの土地に暮らす私たちは、そのしきたりや習わしに敬意を払い、節度を持って過ごしましょう。
 正式な場所や年配者が集まるところでは特に重んじられる、タイでのタブーや慣習について紹介します。

頭には触れない
 タイでは昔から、人間の頭には精霊が宿ると考えられているため、頭を触ることはタブーとされています。たとえ部下や年下であっても、軽々しく頭に触れることは避けたほうがいいでしょう。

足は不浄のもの
 足は不浄のものとされています。当然、足で物を指したり、足でドアを開けたり、テーブルの上に足をのせるといった行為はタブー。また、他人の足をまたぐ行為も極力、避けましょう。

目上の人には頭を低く
 改まった場では目上の人に対して敬意を払い頭の位置を低く保ちます。会社内であっても部下が上司の席へ出向く際には、立ったままではなく、上司に対して部下が姿勢を低くした状態で会話をするのが本来のマナーです。

寺院では露出を少なく
 神聖な場所とされる寺院では、半ズボンやミニスカート、キャミソールといった肌の露出が高い格好で入ることはできません。最近では、観光地の寺院に行くと、肌を隠すための布を有料で貸し出すサービスを見かけることもあります。

寺院の門を踏まない
 寺院に行って門をくぐる際は、門の下の敷居を決して踏んではいけません。上手くまたいで踏まないようにしましょう。

僧侶に配慮を
 タイの僧侶は厳しい戒律を守った生活をしており、女性との接触は、それまでの修行を台なしにしてしまうと言われています。女性は僧侶に対して気軽に話しかけたり、女性だけで囲んで写真を撮るといった行為も避けましょう。これは寺院の中に限ったことではなく、街なかでも同じです。バスの後部座席には、僧侶専用のシートが設けられているので、そこへは座らないようにしましょう。
タイの結婚式
 結婚式の日取りは、新婦の親が占い師に決めてもらうのが一般的です。最近の若い世代はあまり気にしないこともありますが、偶数月の開催が好まれます。ただし9は縁起がいい数字のため、9月の挙式はよいとされています。また、雨が降らない10月から2月も人気のシーズンです。
 結婚式に参列するときの服装は、男性はスーツなど襟の付いたものであれば特に制限はありません。女性は露出の多すぎないワンピースなど、日本とさほど変わらない感覚で大丈夫です。色で言うと、黒はタブー。また、日本と同様に白は花嫁の色なので避けたほうがいいでしょう。
 ご祝儀は、相手との関係や年齢・地位によってケースバイケースとなるので一概には言えませんが、1,000~2,000B程度が目安となります。また、お金の代わりにギフトを送ることもあります。お金はピンク色の封筒に入れるか、招待状をもらったときの封筒を使いましょう。また白い封筒は、お葬式用となるので、使わないようにしましょう。
  タイの結婚式
伝統スタイルの結婚式とは?
タイの結婚式
タイの結婚式
   最近では、欧米スタイルの披露宴を行う人が増えていますが、伝統を重んじる家庭では、昔ながらの儀式を行います。式は主に2人の新居で行いますが、ホテルなどで手軽にタイ式の挙式を行うケースもあります。伝統的な式の流れの一例を紹介します。

1.挙式当日、新郎は仲人や家族など新郎側の参列者とともに新婦を家まで迎えに行きます。その道程はまるでパレードのようなにぎやかさです。

2.新婦の家に着くと、新婦の友人たちが、新郎が中へ入れないよう行く手を阻みます。新郎が何ヵ所かでお金を支払うと中に入ることができ、新婦の両親に結納の金品を差し出します。新郎が新婦の隣に座り、式が始まります。

3.式の始まりは僧侶の読経から。9人の僧侶に食事をもてなし、結婚を祝福してもらいます。国民の大多数が仏教徒であるタイでは、結婚を仏に報告するのが習わしとなっています。

4.仲人役の長老が神聖な綿糸で編んだ冠を新郎新婦の頭にのせると、参列者が順に聖水を2人の手に注ぎます。冠には2人の運命の結びつき、聖水を注ぐのには清らかで円満な家庭生活を願うという意味が込められています。(参照:タイ国政府観光庁HP)
タイのお葬式

  タイのお葬式は日本と同じ仏教式ですが、国が違えば風習も異なります。タイでは故人の冥福を祈る葬儀は斎場と火葬場を備えたお寺で行われます。こうしたお寺はバンコク各地にありますし、地方でも大きな集落ごとにあります。
 通夜はたいてい数日間行われ、その期間は奇数日で設定します。3日間、5日間、7日間……と故人の社会的地位や裕福度によって異なります。また毎日主催者が変わり、その日の通夜の費用を持ちます。
 服装は、男性は黒服または黒タイ、女性も黒服が望ましいとされていますが、色付きの場合は黒いリボンや腕章を着けていれば大丈夫です。
 香典は、参列者の社会的地位、収入相応に包むということで、ある程度の身分であれば、個人での香典が500~1,000Bくらいから。法人での香典は1,000~2,000Bくらいからが目安です。また香典返し、会葬御礼のような慣習はありません。
 プアンリーと呼ばれる花輪は一基500~3,000Bくらいが目安。花輪は葬儀の行われる寺の近くにある花輪屋に注文します。会社で出す場合が多いですが、名前を入れて個人で出すことも可能です。
 通夜が終わると火葬と告別式が行われます。これは昼間に行われることが多いようです。灰と遺骨は集めて壺に納めて散骨するのが一般的。地方では火葬と告別式はお寺ですが、通夜は故人宅で行うこともあり、その場合は花火あり爆竹あり……と、日本の葬式とはだいぶ雰囲気が異なります。
 いずれにしても、着ていく服、香典や花輪の金額の心配をするよりも、まず参列することが大切です。通夜に1回、そして火葬と告別式に1回、計2回足を運ぶことをおすすめします。             

協力:スミタ・カルチャー・センター&プロダクション

詳しくは、第7章「死亡に関する手続き」を御覧ください