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応急処置 
病院・病気 応急処置 

急な事故や病気に遭遇してしまったらどうしたらいいの?救急隊員が来るまでの応急処置で命を救えることもあります。焦らず、適切な対応をするためにも、応急処置を覚えておくことが大切です。

応急処置の心得
傷病者を発見したら、周囲の状況を確認しましょう。特に周囲の状況が良くない場合(夜間の事故、崩壊した建物のそばなど)は、安全な場所への避難を優先させます。応急処置は、あくまでも医師または救急隊などに引き継ぐまでの救命手当・応急手当だと意識することも大切。また、手当をすべて一人で行おうとせず、時には助けを求めるとことも最適な応急処置のために必要です。
咬傷

動物などによる咬傷は化膿しやすく、動物が病気に感染していることもあるので、必ず医師の診療を受けましょう。

犬に噛まれた場合
狂犬病ウイルスは必ずしも犬ばかりでなく、ネコ、キツネ、オオカミ、スカンクなどによっても感染するといわれています。応急処置後、なるべく早く適切な治療を受けることで、感染の危険性は少なくなるといわれています。
①石けんで傷口をよく洗い流してから、オキシドールなどで消毒します。
②清潔なガーゼかタオルで傷口を押さえ、病院に行って手当を受けます。

ヘビに噛まれた場合
ヘビに噛まれたら、毒を持っているかどうかを落ち着いて確認しましょう。毒ヘビの場合は歯の跡が2つ付きます。2列に数個付いている場合は毒を持っていない証拠です。毒ヘビは、痛みがひどく出血して10分前後で腫れてきます。
①安静にし、毒が回るのを遅らせます。
②傷口より心臓に近い方をタオルなどで縛って止血し、全身に毒液が回るのを防ぎます。血液が流れず壊死状態にならないように、30分に一度くらいはゆるめましょう。

熱射病
高温の環境下で体温調節機能が破綻してしまった状態です。体温の上昇や興奮、錯乱、痙攣といった意識障害がみられるのが特徴です。発汗の停止によって皮膚は乾燥し、手当が遅れればショック症状や細胞・臓器障害に陥り、死亡することもあるので、すぐに医療機関へ搬送させる必要があります。
①風通しが良い日陰や冷房の効いた場所に運び、衣類をゆるめて楽な状態にします。
②意識があり、吐き気や嘔吐などがなければ、水分補給します。スポーツ飲料(塩分が含まれている)または、薄い食塩水などが理想です。
③皮膚が熱いときは、水で全身を濡らし、風を送って体温を下げます。
④皮膚が冷たい、または震えがあるときは、乾いたタオルで皮膚をマッサージします。
溺水
水難事故の場合、できる限り早く心肺蘇生法を行うことが大切です。
①意識がない人を水中で救助した場合、水面上で上向きにして気道を確保します。
②傷病者の顔を水面上に出して人工呼吸を始めます。
③早めにボートに乗せるか、水際に引き上げ、人工呼吸を続けます。
④水を吐かせる必要があるときは、傷病者を横向きにして、上腹部を軽く押し、水を出します。
※人工呼吸法……傷病者の気道を確保したまま、額に手を置き、傷病者の鼻を親指と人差指でつまみます。救助者は口を大きく開けて、傷病者の口を覆い、2秒くらいかけて傷病者の胸が上がる程度の息を吹き込みます。口を外し、もう一度、行います。
 
出血
人間は興奮すると心拍数が上がり、出血が多くなるため、止血する場合は、出血している人を落ち着かせることを心がけましょう。
手足の出血
①傷口の上をガーゼやハンカチで、直接強く押さえてしばらく圧迫します。包帯を少しきつめに巻くことでも、同様の止血効果があります。
②骨折していないことを確かめて、腕を心臓より高い位置に置きます。骨折している場合は、無理に動かさないようにします。足から出血している場合は、仰向けに寝かせます。椅子などの上に足を置いて、心臓より高い位置に持っていき、傷口を圧迫します。
頭の出血
①頭部から出血している場合は、傷口をガーゼで閉じるようにしておさえ、圧迫して止血し、意識があれば安静にして様子をみます。
②耳から出血している場合は、頭を動かさず、圧迫しないよう安静にして救急隊員が到着するまで待ちます。
中毒
ガス中毒
ガス中毒は、自動車の排気ガス、天然ガス、液化石油ガス(プロパンガスなど)、一酸化炭素などのほか、燃焼して発生する有毒ガスなどの吸入によっても起こります。気分が悪くなり、頭痛、めまい、吐き気を起こす、手足がしびれるなどの症状があり、重傷になると意識障害が現れ、死に至ることもあります。
①新鮮な空気のところに傷病者を運び出し、衣類を緩めます。
②意識があっても、歩かせず安静にします。
③体を温めます。
食中毒
食中毒の症状は、食中毒菌に感染してからある一定の潜伏期間の後に現れます。主に腹痛や発熱、嘔吐、下痢などの消化器官に症状が出ます。軽い消化器官の症状の場合は、一般に2~3日で症状が軽減しますが、重症化すると血便や高熱、ショック症状、意識障害が現れることもあります。
①下痢や発熱、嘔吐が続いた場合は、脱水症状を起こしやすくなります。スポーツドリンクや薄い食塩水などで、水分を補給します。
②嘔吐する場合は、吐いた物が気管に詰まったり、肺に入って肺炎を起こす危険があるため、吐きやすいように横向きに寝かせます。特に小さな子供や高齢者で吐いたものが口の中にある場合は、取り除きます。
気道閉塞
喉に食べ物を詰まらせ、呼吸困難になっている人がいる場合は、一刻を争う処置が必要です。
意識がある場合
①喉にものが詰まっているかどうかを確認するために、話しかけます。声が出ない場合は喉にものが詰まっている証拠です。
②患者の背後から肋骨のすぐ下(みぞおち部分)に片手の拳を押し付け、もう片方の手でしっかりと掴みます。
③両手で勢い良く自分の方向(内側)に持ち上げます。詰まっている物が出てくるまでこれを繰り返します。
無意識の場合
①患者を仰向けにし、呼吸が戻るまで人工呼吸を行います。
②呼吸が戻らない場合は、胸部を上に押し上げるように押しながら気管支部分に詰まった異物を吐き出させます。
③喉をゆっくり指で探り、異物があったら取り除き、呼吸が正常な状態になるのを確認します。
骨折

一般的に「骨折」している部分は腫れることが多く、また骨折部が動くことによって痛みが起こります。皮膚に傷がない場合も「変形」や「腫れ」がある場合は骨折しているものとして手当てします。また変形がなくても「動かすと異常に痛がる」場合も骨折があるものとして対応します。
手足の骨折
①むやみに動かさず安静な状態にします。患部は氷などでできるだけ冷やします。
②骨折部分を三角巾やネクタイ、包帯など長いもので結んで固定します。副木には、骨折部分の大きさに合った物を選びます。変形しているときは、無理に伸ばしたりせずそのまま固定します。

鎖骨や肩の骨折
腕と肩を固定します。三角巾やタオルなどを使い、肘を曲げた状態で肩から吊るします。肘は胸の高さで固定します。

やけど

やけどは早急な処置が大切です。処置の仕方によって、火傷跡が残ってしまうことや完治が遅くなることもあります。
①患部を流水で15~30分程度冷やします。流水で冷やせない部分にやけどを負った場合は、患部に清潔なタオルを当てて、水をかけるようにします。広範囲、重度のやけどの場合は、患部をタオルで覆って病院に行きます。
②衣服を着ている部分に熱湯をかぶってしまった場合は、衣服を着たまま流水で冷やすようにします。無理に衣服を脱がそうとすると、やけどした部分の皮膚も一緒にはがれてしまうことがあるので危険です。
③やけど範囲が小さく、水ぶくれがない場合は病院の必要はありません。しかし、油や味噌を塗るなど、昔ながらの民間療法は化膿を誘発する恐れがあるので避けます。